顔面痙攣について
顔面痙攣は、顔の半分が自分の意志とは関係なくピクピクと痙攣する疾患です。最初は片側の目のあたりから始まり、徐々に口元にまで広がるようになります。
顔面痙攣の原因
顔面痙攣の原因は、主に頭蓋骨内にある血管が顔面神経を圧迫することで生じます。あるいはごく稀に腫瘍がある場合や、クモ膜下出血などが原因で顔面神経を圧迫する場合も考えられます。
顔面神経は脳内にある脳幹から伸びており、その中にある神経の核から繊維が出て脳槽と呼ばれている空間を通り抜けて頭蓋骨の中から顔の各部位に神経が繋がっています。
その顔面神経の一部に動脈や静脈が触れて神経を圧迫することで、血管の拍動のたびに神経が刺激されて顔面の筋肉が意識的ではない不本意な収縮を繰り返してに収縮するのを繰り返して顔面痙攣が生じます。
それらの他にも緊張やストレス、疲労などが重なることで生じる場合もあります。
顔面痙攣の症状
顔面痙攣の症状は目の周辺から現れることが多く、次第に口元へ広がり、最終的には顎の周辺にも症状が現れます。
当初は極度な緊張をした場合など限定的な条件で症状が出ますが、徐々に顔面痙攣が発する時間が長くなり、一時的なものから長ければ1日中まで続き、就寝中も継続するケースもあります。
さらに重度の症状となれば目と口元で同時に顔面痙攣が発症し、顔が変形してしまうことがあります。長期間にわたり顔面痙攣が続いた後には、顔面麻痺までに至るケースもあるため、早めに対処することが大切です。
顔面痙攣でお悩みの方は当院にお任せください
当院で行う鍼灸治療には、神経の異常興奮を抑制する鎮静作用がある上に、自律神経やホルモンバランスを整えます。さらに、顔面痙攣の誘因となる疲労や緊張、ストレス、睡眠不足などによる身体の不調を緩和させ、軽快させる効果があります。顔の痙攣が気になる方は一度のりさだ整骨院 菅原院にご相談ください。
当院について
治療コンセプト
治療に理論を人体が左右非対称であることをご存じでしょうか?呼吸が人間にとって最も大切な行為であるように、不調の原因を知ることはとても大切なことです。
治療理念
私たちは人間の身体に段階的なアプローチが必要であると考え、機能的動作(基礎筋力など)を前提条件とし、要求される動作パターンの強化などを行い、患者様の治療に理論を持って臨ませていただきます。